DITA儲かりまっか?個人的妄想(その3)
以下はあくまでも私の妄想です.実在の組織、人物には関係ありません.という訳で、そんな妄想ならとお感じになられた方は読み飛ばしてください.DITAが開く可能性というのは"Intelligent Content"(知的コンテンツ)を作れるということになるのではと思います.知的コンテンツとは何でしょう?DITA 101の著者のAnn Rokleyさんが著した「Intelligent Content A...
View ArticleXSLT 2.0で便利になった機能(59) ロケーションステップでの式記述
今まで知らなかったといえばそれまでなのですが、掲題の機能は非常に便利です.一般的にソースドキュメントからなにがしかの値を求める場合、ロケーションステップを使用します.例えば /doc/chapter/sect/p...
View ArticleWindowsのシンボリックリンク
恥ずかしながらシンボリックリンクというものはUnix専門と思っていてWinodwsにあるのを知りませんでした.例えば会社ではバージョン管理システムでSubversionを使用しています.Subversionはサーバーにあるリポジトリから任意のフォルダを指定して作業コピーとしてチェックアウトすることができます.このためDITA-OTのプラグインを作っていて、頻繁にDITA-OTがバージョンアップされて...
View ArticleDITA Festa 2017
DITA Festa 2017今年も恒例のDITA Festaが東京六本木の東京ミッドタウン/富士ゼロックスを会場に開催されました.今回も会社から「いいよ!」と言われたので出張で参加させていただきました.今回最も興味深かったのは1日目最初のセッションの、「DITA...
View ArticleStackoverflowの世界
私がいわゆるパソコンをやり始めた頃はまだインターネットなんて普及しておらずもっぱらモデム+電話回線を通じてのいわゆるパソコン通信でした.ダイアリングしてモデムが相手のモデムと同期するまでスピーカーからピー、ガガーという音がして、同期が終わるとIDとパスワードを入れてという感じだったと思います.そのころはパソコン通信ではNiftyServeが一番盛んで、いろいろな会議室があったのですが、Access(...
View ArticleDITAを学ぶ
今さらと言われるかもしれませんが、会社でDITAの輪読会をずっとやっています.テキストはJoAnn Hackos博士の「DITA概説書」,DITAコンソーシアムによる訳で2010年の発刊です.原書が「Introduction to DITA - A User Guide to the Darwin Information Typing Architecture」で2009年です.JoAnn...
View Articleマイクロソフト伝説マネージャーの世界№!プレゼン術
私自身はあまりプレゼンを行う機会はありません.あまりというよりほとんどないのが本当です.昨年仕事のオファーがあって、必死に提案プレゼンをお客様に行ったのが、今考えれば最後です.(プレゼンが悪かったのか、結局失注しました!)という訳でどちらかというと、やるよりプレゼンは聞くのが多い方です.でも機会があったらなんとか気持ちよく仕事をいただけるようなプレゼンをと考えています.そんな私ですが、昨年Amazo...
View Articleitemgroupとは何か?
むかしtask/taskbody/steps/stepの実装をしようとしたとき、要素モデルの中にitemgroupが出てきて「こりゃなんだ?」と言われたことがありました.プラグインでは、itemgroupを基本的にブロック要素でレイアウトしようとしたのですが(実際そうしないと見た方も区切りがわからなくて困ってしまうのですが)質問した方はその根拠がわかっていなかったようです.確かにDITA...
View ArticleStrict TaskとGeneral Task、制約条件をつける
会社で引き続きDITAの勉強会をやっています.今まではDITA 1.1ベースの「DITA 概説書」(DITAコンソーシアム訳)でしたが、途中でDITA 1.2でないともう古すぎるという話になり、英語版原書の「Introduction to DITA Second Edition」に切り替わりました.今週はDITAのDTD/スキーマに制約要件をつける特殊化の箇所.そこで出ていた例は、DITA...
View Article福寿草
昨年から母の入院やら老人保健施設への入所やらであわただしい日々が続きました.ようやくリハビリも終わり、家に帰ることになってくれたのですが、なかなか会社勤めをしながらの介護は大変です.そんななか2月の半ばに降った雪の中、それまで気が付かないでいたのですが庭の片隅に福寿草が咲いていました.福寿草は「他人の家に生えているのを取ってきても怒られないんだよ」と母が教えてくれました.何故ってそれは「福を分ける」...
View Article開発者のうめき
最近あるDITA Open Toolkitのプラグインのスタイルシートを見て驚いたことがあります.DITA-OTと言っても1.xの古いものですが、しかしまだまだ使われているバージョンです.* あるCMSに完全に依存しており、CMSが変わればまず使えない.またもちろん別のCMSの下で使うことができない.*...
View Articlehazardstatementのあれこれ(2)
さてhazardstatementは実際上どのように管理するのでしょうか?私の想像ですが、取扱説明書のような技術文書では、製品の分野、製品のグループなどにより、出力文書に記述する内容が異なってくると思います.しかしあくまで個別文書毎にいちいち記述する性格ではけっしてありません.かならず共有コンテンツとして管理し、conrefかkeyrefなど間接参照で使用するものでしょう.そうした場合に考えられる管...
View Articlehazardstatementのあれこれ(3)
hazardstatementにはあともう一つおまけがありました.それはhazardsymbolです.紹介しましたようにhazardsymbolはimageの特殊化です.ですのでimageと同じ属性を持っています.だから@placementの初期値はinlineです.確かにDITA 1.2のhazardstatement.modを見ると以下のようになっています.<!ENTITY %...
View Article5576-002の救世主
考えてみればもう18年位前会社のガラクタ置場で5576-002を見つけて、店長に「これください!」と言って譲ってもらってからずっと愛用しています.最初はそのまま接続してIBMのドライバで使っていたので左ALTが効いてくれず、大変使いずらいものでしたが、Qucky(https://www.soramimi.jp/quckey/index.html)の存在を知ってさっそく注文し、接続して左ALTがバッチ...
View ArticleDITA開発者の孤独
StckOverflowというQ&Aサイトをご存知だともいますが、英語版のサイトが本家で日本語版のサイトもあります.そして日本語版ではまずないのですが、DITAに関する質問も英語版サイトでは寄せられることがあります.私でもわかることがあるので、たま~に答えたりしています.以下その一例How to call a variable value from one template to...
View Articlexrefの落とし穴
会社のGitHubのリポジトリにオープンソースでDITA-OTのプラグインを公開しています.https://github.com/AntennaHouse/pdf5-ml製品ではなく、サポートや保証は基本的にないんですが、それでもUSのサポートに質問が来てしまうことがあります.(本当はGitHubのissueに登録してくれればよいのですが)そのなかにtopicを参照するxrefの出力を変えたいという...
View ArticleAccess2003
10月の初旬だっと思うのですが昔子供がお世話になったT保育園のM園長先生から電話がかかってきました.一瞬「こりゃあ何かまずいことがあったな?」と想像したのですが、大当たり.開口一番「会計のパソコンが壊れてしまいました」とのこと.もうどうにも起動しなくなってしまったようです.「が~ん!」たぶん保育園のことですからバックアップも取っていなかったのでしょう.(そういえば私も忙しさに紛れてバックアップの取り...
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